学資保険契約者の決め方、事例

学資保険は子供が被保険者、親が契約者になる生命保険の一種です。
しかし、学資保険の契約者と父親は必ずしもイコールにはなりません。
ここでポイントになるのは、祝い金や満期金を受け取るのは被保険者の子供ではなく、契約者ということです。
学資を形成する保険ということになっていますが、実際に受け取ったお金をどう使うかはその家庭、極端なことを言えば契約者の自由です。

まず保険料ということから考えてみます。
基本的には保険料は子供、そして契約者の年齢が若ければ若いほど安くなります。
そのため、夫婦のうち若い方を契約者に立てた方が保険料を安くすることができます。
たとえば太陽生命の学資保険の場合、親の年齢が5歳違うと保険料はだいたい20円変わってきます。
※月々の保険料が一番安くなる満期祝金額40万円・学資金等合計額100万円のプランの場合。
たかが20円と侮ることはできません。

満期まで20年近く毎月支払いを続けるわけですから、数千円単位で話が変わってきます。
月々の保険料をもっと高くすればこの差はますます開きますので、最終的に数万円の差がつくこともあり得ます。
もう一つ、あまり考えたくないことですが、夫婦が離婚したときにどうなるかということも考えておく必要があります。
先にも述べたとおり、学資保険の受取人は子供ではなく契約者です。
そのため、離婚した際に契約者が親権を取れない場合、保険金の使い方がややこしくなってきます。

円満に別れたのであれば、話し合いで解決することもできるでしょうが、契約者が子供のことまで嫌いになってしまうほどひどい別れ方をした場合、せっかく子供の学資のために積み立てた保険が、すぐに解約され契約者の私的な目的のために使われてしまうことも考えられます。
満期解約金はもちろんですが、子供にもしもの事があった場合、入院費の支払いに学資保険の保障を使えないのは苦しいです。
あくまでも一般論ですが、夫婦で年齢が低く、親権を取りやすい母親が契約者になっておくのが無難と言えるのではないでしょうか。
もっとも、最近では同情しようもない母親の素行不良で離婚が成立してしまうなど、一概にこの理屈でくくれない事例もたくさんでてきてはおります。

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